東京大学 物性研究所極限コヒーレント光科学研究センター板谷研究室

News

2024.04.15 金井輝人氏が文部科学大臣表彰「研究支援賞」を受賞 金井輝人技術専門員(板谷研)が令和6年度文部科学大臣表彰「研究支援賞」を受賞しました。
2023.10.03 「アト秒科学」でノーベル物理学賞 2023年ノーベル物理学賞が「アト秒科学」における先駆的な実験的研究を行った三名に授与されることとなりました。
2023.03.26 波長2 μm帯の赤外極短パルスOPA光源の論文が、Opt. Expressに掲載されました。 波長2um帯の光パラメトリック増幅光源を開発し、非常に位相安定かつ高繰り返しでの極短パルス発生に成功しました。
2023.03.06 強レーザー場中の分子における光電子の再散乱の論文が、Phys. Rev. Aに掲載されました。 強レーザー場中の分子における光電子の再散乱とCausticに基づく散乱理論を実証する論文が、Phys. Rev. Aに掲載されました。
2023.02.15 超高速軟X線分光による分子の開環反応の実時間観測に関する論文が、PCCPに掲載されました。 環状分子の開環化学反応の過程を軟X線吸収分光で観測し、反応過程においてもWoodward-Hoffmann則が成り立っていることを示しました。
2022.12.01 高強度赤外光源のレビュー論文がAdvances in Optics and Photonicsに掲載されました。 新固体レーザーや光パラメトリック増幅光源による高強度赤外光源とその応用に関する総説が出版されました。
2021.12.28 内殻励起分子の軟X線アト秒分光の論文がPhys. Rev. Researchに掲載されました。 強レーザー場中の分子の軟X線アト秒過渡吸収分光において、レーザー電場の半周期の振動を観測し、その起源を明らかにしました。
2021.04.27 強レーザー場中での光電子の再散乱の論文がPhys. Rev. Aに掲載されました。 強レーザー場中でトンネルイオン化した電子の散乱を高精度で測定し、理論の検証を行いました。
2020.07.31 固体高調波発生発生の論文がPhys. Rev. Bに掲載されました。 ペロブスカイト半導体における固体高調波発生実験を行い、発生機構に関する新たな知見を得ました。
2020.06.01 解説記事が光学6月号に掲載されました。 解説記事「軟X線領域でのアト秒分光」が、光学6月号(「2019年日本の光学研究」特集号)に掲載されました。
2020.04.01 解説記事がレーザー研究4月号に掲載されました。 解説記事「中赤外光パルスを用いた固体高調波発生とその偏光特性」が、レーザー学会誌「レーザー研究」4月号(「新たな展開を見せる高次高調波発生」解説特集号)に掲載されました。
2019.12.23 アト秒軟X線吸収分光の実験がOpticaに掲載されました。 希ガスに長波長赤外パルスを強く集光して得られた光子エネルギー400 eVの軟X線アト秒パルスを用いて、NO分子の過渡吸収分光を行い、電子・原子核のダイナミクスを統一的に観測しました。
2019.11.01 解説記事が固体物理11月号に掲載されました。 解説記事「位相安定な中赤外光源とサブサイクル分光」が、固体物理11月号(「高強度テラヘルツ・赤外パルスが拓く非平衡物性」特集号)に掲載されました。
2019.10.15 回折格子からの共鳴的な光電子放出の論文がACS Applied Nano Mater.に掲載されました。 中赤外光を回折格子に照射した際に、局在型プラズモンと伝搬型プラズモンによる電場増強による指向性の高い光電子放出を観測しました。
2019.05.07 ホームページをリニューアルしました。 ホームページをリニューアルしました。
2019.04.25 齋藤さん(D3)が国際会議ALPS 2019でBest Student Oral Paper Awardを受賞しました。 齋藤さん(D3)が国際会議ALPS 2019で、Best Student Oral Paper Awardを受賞しました。
2019.04.09 波長可変で位相安定な中赤外パルス発生がOptics Expressに掲載されました。 Yb:KGWレーザーシステムにマルチプルプレート・パルス圧縮法を適用して、位相安定で波長可変な中赤外フェムト秒パルス発生を実現しました。
2019.02.01 2018年ノーベル物理学賞の解説記事が「科学」に掲載されました。 2018年のノーベル物理学賞を受賞したG. A. Mourou教授について解説記事を書きました。
2018.10.26 固体高調波発生における非線形伝搬に関する実験がOptics Expressに掲載されました。 固体中に中赤外パルスを集光して得られる高次高調波発生において非線形伝搬の効果を実証し、反射配置での高次高調波発生を観測しました。
2018.09.05 気体プラズマ発光を用いた光電場波形測定実験がOptics Expressに掲載されました。 数フェムト秒周期で振動する光電場の時間波形を簡便に測定する手法を提案・実証しました。
2018.06.12 固体高調波の偏光解析に関する研究がPhys. Rev. Lett.に掲載されました。 固体における高次高調波発生の論文が、Phys. Rev. Lett.に掲載されました。
2018.05.09 中赤外域における位相安定なサブ2サイクルパルス発生が、Optics Lettersに掲載されました。 中赤外域(波長3.5 μm)において、キャリアエンベロープ位相が安定で、パルス幅がサブ2サイクルの極短パルス発生に成功しました。
2018.04.27 夏さん(D2)が国際会議ALPS 2018で、Best Student Oral Paper Awardを受賞しました。 夏さん(D2)が国際会議ALPS 2019で、Best Student Oral Paper Awardを受賞しました。
2018.01.26 齋藤さん(D1)がレーザー学会で第38回年次大会優秀論文発表賞を受賞しました。 齋藤さん(D1)がレーザー学会で、第38回年次大会優秀論文発表賞を受賞しました。
2017.12.11 赤外OPCPA光源の開発と軟X線吸収分光への応用がJ. Opticsに掲載されました 赤外OPCPA光源の開発と軟X線吸収分光への応用が、J. Opticsに掲載されました。
2017.10.31 板谷研の最近の研究が応用物理学会誌に紹介されました。 中赤外域での高強度極短パルス発生と、その固体における強光子場過程に関する研究が、応用物理学会誌(2017年10月号)に「研究紹介」として掲載されました。
2017.10.25 固体高調波における円偏光選択則の観測がOpticaに掲載されました。 固体高調波における円偏光選択則の観測が、Opticaに掲載されました。
2017.04.21 齋藤さん(D1)が国際会議ALPS 2017で、Best Student Oral Paper Awardを受賞しました。 2017/4/18-21にパシフィコ横浜(横浜市)で開催されたThe 6th Advanced Lasers and Photon Sources (ALPS’17)において、板谷研究室D1の齋藤成之
2016.10.18 アト秒パルスの波形計測がSci. Rep.に掲載されました。 アト秒ストリーク法により、光子エネルギー100 eVの極紫外域で449アト秒のパルス発生を実証しました。
2016.04.12 高強度中赤外パルス光源の開発が、Opt. Expressに掲載されました。 二波長をインラインでパラメトリック増幅し、その差周波を取るという新手法で、キャリアエンベロープ位相安定な高強度中赤外パルス発生(5-11 um)に成功しました。
2016.03.19 金島さん(D2)が応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。 金島さん(D2)が、第39回(2015年秋季)応用物理学会講演奨励賞を受賞しました。
2015.08.25 「アト秒科学」 化学同人より、アト秒科学の教科書が出版されました。第4章「アト秒光パルスの応用研究」を、板谷と石井が執筆しました。
2015.08.24 Geierさん(D3)がUFO2015 Best Poster Awardを受賞しました。 D3のフロリアン・ガイヤ(Florian Geier)さんが、超高速現象の国際会議UFO2015(2015.8.16-21、北京)で、Best Student Poster Awardに選ばれました。
2015.03.22 超広帯域赤外チャープミラーの開発が、Appl. Phys. Bに掲載されました。 帯域が1オクターブ近くある赤外域の分散補償ミラーを開発しました。
2014.12.23 CEPの長期安定性計測が、Appl. Phys. Bに掲載されました。 受動的にCEPを安定化する手法を用いて、長時間にわたって位相安定な赤外光源を開発し、その安定性を評価しました。
2014.10.30 テラヘルツ光による分子の回転コヒーレンス操作が、Phys. Rev. Aに掲載されました。 高強度テラヘルツダブルパルスを用いることによって、分子の回転状態の量子制御に成功しました。
2014.10.08 原子でのアト秒電子散乱実験がJ. Phys. Bに掲載されました。 高強度光電場中での光電子が、光電場で加速されて原子と衝突する現象を、光電子分光によって明確に観測しました。
2014.06.04 石井さん(助教)がレーザー学会第34回年次大会優秀論文賞を受賞しました。 極限コヒーレント光科学研究センター(LASOR)板谷研究室の石井助教が、レーザー学会優秀論文発表賞を受賞しました。
2014.06.04 高強度テラヘルツ波による分子配向実験が、Phys. Rev. Aに掲載されました。 高強度テラヘルツ波を用いた気相分子の回転運動を量子制御することによって、分子の頭と尻尾を区別した「分子配向」を実現しました。
2014.04.24 石井さん(助教)が第8回大阪大学近藤賞を受賞しました。 石井順久助教が、第8回大阪大学近藤賞(論文賞)を受賞しました。
2014.02.18 「水の窓」領域の軟X線発生実験がNature Commun.に掲載されました。 2008年から開発していた赤外光源が稼働し、軟X線領域での孤立アト秒パルス発生に成功しました。
2012.06.27 5th AWCXRを柏キャンパスで開催しました。 5th Asian Workshop on Generation and Application of Coherent XUV and X-ray Radiationを柏キャンパスで開催しました。