東京大学 物性研究所 極限コヒーレント光科学研究センター 板谷研究室
われわれは、
高強度極短パルスレーザーを用いたアト秒光科学と、
その物質科学への応用に関する研究を行っています。
NEWS
- 2024.12.24 水薄膜ジェットにおける超高速光伝搬の実験がフォトニクスニュースに取り上げられました。 水分子の振動に共鳴波長のフェムト秒中赤外パルスが水薄膜ジェット中を伝搬する際に、電場包絡線のピークが光速を超えて伝搬することを実験的に示しました。 ReadMore
- 2024.12.16 水薄膜ジェットにおける高次高調波発生の論文が、APEXに掲載されました。 高強度中赤外光を水薄膜ジェットに集光して発生する高次高調波について、温度に依存する特異な応答を時間分解分光によって明らかにしました。 ReadMore
- 2024.04.15 金井輝人氏が文部科学大臣表彰「研究支援賞」を受賞 金井輝人技術専門員(板谷研)が令和6年度文部科学大臣表彰「研究支援賞」を受賞しました。 ReadMore
- 2023.10.03 「アト秒科学」でノーベル物理学賞 2023年ノーベル物理学賞が「アト秒科学」における先駆的な実験的研究を行った三名に授与されることとなりました。 ReadMore
- 2023.03.26 波長2 μm帯の赤外極短パルスOPA光源の論文が、Opt. Expressに掲載されました。 波長2um帯の光パラメトリック増幅光源を開発し、非常に位相安定かつ高繰り返しでの極短パルス発生に成功しました。 ReadMore
- 2023.03.06 強レーザー場中の分子における光電子の再散乱の論文が、Phys. Rev. Aに掲載されました。 強レーザー場中の分子における光電子の再散乱とCausticに基づく散乱理論を実証する論文が、Phys. Rev. Aに掲載されました。 ReadMore
- 2023.02.15 超高速軟X線分光による分子の開環反応の実時間観測に関する論文が、PCCPに掲載されました。 環状分子の開環化学反応の過程を軟X線吸収分光で観測し、反応過程においてもWoodward-Hoffmann則が成り立っていることを示しました。 ReadMore
- 2022.12.01 高強度赤外光源のレビュー論文がAdvances in Optics and Photonicsに掲載されました。 新固体レーザーや光パラメトリック増幅光源による高強度赤外光源とその応用に関する総説が出版されました。 ReadMore
- 2021.12.28 内殻励起分子の軟X線アト秒分光の論文がPhys. Rev. Researchに掲載されました。 強レーザー場中の分子の軟X線アト秒過渡吸収分光において、レーザー電場の半周期の振動を観測し、その起源を明らかにしました。 ReadMore
- 2021.04.27 強レーザー場中での光電子の再散乱の論文がPhys. Rev. Aに掲載されました。 強レーザー場中でトンネルイオン化した電子の散乱を高精度で測定し、理論の検証を行いました。 ReadMore