東京大学 物性研究所極限コヒーレント光科学研究センター板谷研究室
高強度テラヘルツ波による分子配向実験が、Phys. Rev. Aに掲載されました。
高強度テラヘルツ波を用いた気相分子の回転運動を量子制御することによって、分子の頭と尻尾を区別した「分子配向」を実現しました。
K. Kitano, N. Ishii, N. Kanda, Y. Matsumoto, T. Kanai, M. Kuwata-Gonokami, and J. Itatani, "Orientation of jet-cooled polar molecules with an intense single-cycle THz pulse," Phys. Rev. A 88, 061405(R).
http://journals.aps.org/pra/abstract/10.1103/PhysRevA.88.061405